畳のカビはどうすればいい?
こんにちは アフター担当しております堀内です。
「畳にカビがはえちゃった」との声を今年もよく聞きました。
うちは新しいから、新築下ばかりだから大丈夫と思っている方!!
それは間違いです。
新しい畳ほどカビが生えやすいのです。
弊社の畳は、着色、防虫、防カビの薬剤処理をしていない化学物質を放出
しないことや、新しいイグサほど養分が高いこと、雨が入ってしまって畳を
濡らしてしまった、換気不足(通気不足)が発生する原因に挙げられます。
この中でも、大切な予防方法は室内の空気に流れを作ってやることです。
空気が動かないことで畳に湿気がたまりカビを発生させます。
共働きで、日中家にいない方は特に対策が必要です。
タイマーで扇風機をかけておく、24時間換気を効果的に利用する
などの対策お考える必要があります。
とは言っても・・・うちは大丈夫でしょうと思うのが人間心理です。
カビが生えてしまってからの対処方法をご紹介しておきます。
もしも写真のようにカビが生えてしまったら・・・
早期発見ならきれいに取れますのでご安心ください。
【畳にカビがはえたときの対処方法】
まずは、掃除機でカビを吸い取ってください
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まだこれでは、十分取れませんのでここで「エタノール」(消毒液)登場です。
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乾いたタオルに「エタノール」(消毒液)をしみこませて、畳の表面を拭きます。
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畳の目に沿ってごしごし拭いていただくのコツです。
※目に沿って拭かないと畳が切れてしまいますのでご注意下さい。
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これで処置は終わりです。
処置が早ければこれできれいに取れるはずです。
畳を上げて陰干ししてもらうとなおいいです。
※ここでも注意畳を上げるときには、向きと場所が決まっていますので
必ず位置と向きを覚えておいて同じ方向に戻してください。
畳は、位置、向きが決まっていて、同じ場所でないと収まりません。
ご注意ください。
エタノール(消毒液)で拭くのは、畳をこれ以上湿気させないためです。
畳表面の湿度が、70%を超えると生えやすい状況です。
湿気が原因ですので、室内の空気を動かしてやること、換気することで
カビを防ぐことができます。
気温も大きな原因の一つですが、こちらをコントロールするのは難しいので
風を動かすこと、換気を気を付けてください。
畳に段ボールを置く、ものを置いて動かさない、布団を敷きっぱなしにしておく
これはNGです。
濡らした雑巾で拭きたくなると思いますが、逆効果になることも考え
られますのでご注意ください。
必ずエタノール(消毒液)で処理されることをお勧めします。
最後に忘れてはいけないのが、一番最初にカビを吸った掃除機です。
ゴミパックの交換、ゴミパックのお掃除をお忘れなく。