耐震・リフォーム
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壁の中の冷気

2017年3月6日(月)

皆様こんばんは、野沢です

 

今日のテーマは『気流止め』です

 

 

娘が高校を卒業しました

あんなに小さかったのに、もうこんなになったのかと思うととても感慨深いものがあります

自分の高校卒業のときのことを思い出すと、成人式よりもこのタイミングのほうが大人になるんだと実感しました

進学のためにこの土地を離れる彼女に、これからは自分の意志と責任で自分と周囲のしあわせを考えて行ってほしいと伝えましたが、しっかりした返事がラインで届きました

その内容に、わが子の成長を実感しました

 

さてさて、今日は専門的なことを書きます

こちらをご覧ください

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これは工事中の壁の中です

外壁ではなくて、室内の間仕切りの壁です

 

※既存の部分のリフォームなので、床下地には合板が使われていますが、当社では新規の床組みや新築には使用していません

 

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少しアップにしましょう

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もっとアップにします

すると、壁と土台の木材との間に黒い隙間があるのが分かります

この隙間の先には何があるのかというと、床下です

基礎には換気口が空いていますので、つまりここは外なのです

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じつは、ごく最近の家を除いてほとんどのお宅がこのような構造をしています

このようにして、間仕切りの壁の中には、冷たい外気が常に入り込んできてしまっているのです

 

これはとても大きな難題です

 

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せっかくなので、今回はこのようにして断熱材を詰めておきました

これで全然違いが出ます

やみくもに密閉するのも今度は湿気のこもりという問題が出ますので、

このウールブレスが最適ではないかと思います

なぜなら高い調湿性をもっているからです

 

『気流止め』

これをしなければいくら外壁側の断熱をしたところで効果が大きく下がります

ですが、残念なことに建築業界でもあまり知られていません

断熱性を確保するうえで、とても大切なことです

ぜひこのような知識とノウハウのある会社でリフォーム工事を行いましょう

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