アフターメンテナンススタッフブログ

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床下はこんなところ

2019年8月31日(土)

こんにちは 堀内です。

今日は、あまり見る機会のない「床下」の世界を見ていきましょう。

 

あなたの知らない床下

床下に入って異常がないか見てくるところは大きく2つです。

 

①水漏れ雨水の浸入はないか

②虫の大量発生がないか

 

その他にも、基礎(コンクリートの壁)に大きな亀裂が入っていないか、カビの発生はないか、断熱材の落下はないか、束(写真の銀色の棒)が固定されゆるみがないか、などチェックしてきます。

 

この写真の床下は、カビ(表面を汚くする菌、パンの表面に現れたりする)や腐朽菌(気を腐らせる菌、キノコも腐朽菌の一種)が見られず健全な状態です。

 

 

こちらは、水色が給水管(水が通っている)、オレンジが給湯管(お湯が通っている)、奥に見える

灰色の少し太めの管が、排水管(捨てた水が通る)です。

 

 

ベタ基礎(床のコンクリート)を貫通しているのがわかると思いますが、外とつながっていて、ここから建物内に水とお湯を引き込んでいます。

imgp3326

水やお湯を引き込んだ先には、サヤ管ヘッダー工法で各設備(トイレやキッチン、お風呂などのこと)に水とお湯がつながっています。

途中で分岐させることがないので、メンテナンス性に優れています。

 

例えば、何十年後かにキッチンからお湯が出なくなったとなれば、オレンジ色の管の1本がキッチンとつながっていますので、それだけを取り換えれば工事完了というわけです。

漏水箇所も明確にわかり、メンテナンスコストも下げられるなどの利点があります。

 

 

imgp3327

こちらはトイレの排水管と給水管です。

トイレなのでお湯は使いませんのでオレンジ色の管がありません。

 

ちなみに、ベタ基礎の床にあいている穴は・・・水抜き穴です。

床下で漏水があったとしてもここから水が抜けるようになっています。

 

しかし、排水が追い付かずに床下がプールにになってしまう可能性はなくせません。

そんなことにならないように、たまには自分で床の点検口から床下をのぞいてみるのも立派なセルフメンテナンスです。

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アフター管理:堀内 竜也
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