☆快適性のお話し【断熱編】実は遮熱も効果大!
お元気ですか?池田です。
21日(土)神奈川県のさがみ湖プレジャー
フォレストで開催されたスパルタンレース
に参加して来ました。
5月の初開催に続き、2回目の参加。
来年も開催されるとの事で、どなたか一緒
に出ませんか?・・・シニマスけど。(笑)
では、今回も断熱編のお届け・・・ですが
断熱に似た言葉の「遮熱」についてです。
遮熱と言うのは、その文字通り、熱を遮る
(さえぎる)と言う事なので、空気自体が
持つ温度の出入りを断つ「断熱」とはまた
別の働きです。
では、どんな熱を遮るのか?
それは、「輻射熱」と言うものです。
実は、熱には次の3種類があります。
①対流熱
エアコンなど気流によって移動する熱
②伝導熱
温度差が物を伝わって移動する熱
③輻射熱
熱源自体から発する熱そのもの
③の輻射熱が分かりにくいかも知れませ
んが、炭火や氷に手をかざすだけで伝わ
るあの熱さや冷たさが輻射熱です。建物
で言うと、太陽から直接発せられる熱で
冬、ガラス越しに感じるジワッとした
あの温かさです。
しかし、この輻射熱。うっかり甘く見る
と大変です。
冬の陽射しは日向ぼっこが快適ですが
夏の陽射しとなると、どれだけ冷房で室
温を下げていても、容赦なく熱を感じさ
せます。
これは、いくら壁や窓の断熱対策をして
も防ぐことができません。
どうするのか?と言うと、遮熱対策をす
るのです。
手っ取り早いのは、やはり前回同様窓に
手を付けることです。
でも、実はこれも前回同様とっても簡単。
その方法としては次の2つ。
①庇を付ける。
②Low-E(ロウイー)ガラスにする。
と言うもの。
①の場合
建物の外部で物理的に熱を遮ります。
②の場合
ペアガラスの外側ガラスの内側に(やや
こしい)Low-Eフィルムを貼ることで
太陽熱を約60%カットします。
①については、取って付けた様な昔なが
シェードと言うオシャレな製品もあるの
でぜひ参考にしてみて下さいね。