家具固定をしよう

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自分でできるお部屋の防災対策!
あなたの身の回りは大丈夫?

今までの地震被害では、家具が転倒し、その下敷きになって大ケガをしたり、散乱した家具で避難ができなくなる等の屋内での被害が多く見られました。家で過ごす時間は長いです。その家を「安心できる場所」にする為に、まずは自分でできることはやっておきましょう!あなたの部屋は大丈夫ですか?

家具の固定方法は?

照明・ライト
照明・ライト

吊り下げ式の照明はチェーンと金物で固定しよう!蛍光灯は蛍光管の両端を耐熱性のテープで止めよう。

本棚
本棚

隙間があると危険です。
ブックエンドやバンドなどで固定しよう!

タンス・棚

タンス・棚

種類によって固定方法は様々。適した固定方法を選ぼう。
基本は柱や長押に金型物、固定ベルトで固定する。
背の高いタンスは固定棒で固定。
上下に分かれる家具は、連結用金具で上下を固定。

キッチン

キッチン

食器棚はヒートンと針金で棚と壁をとめ、ガラスには飛散防止フィルムを。柔らかいものを敷いて滑り出し防止。さんをつけて転倒防止。食器棚は固定だけでなく、中の物にも注意!
台所の上などの開き戸は、中の物に押されて開きやすいので注意!金具をつけよう。

冷蔵庫は裏側にある取っ手に固定用ベルトを通して固定しよう。
調味料などの棚は、木やアルミの棒などでさんをつけて、中の物が倒れないようにする。

テレビ
テレビ

出来るだけ家具の上には置かず、低い位置に置く。台に置くときは直接固定するか、耐震用粘着マットで固定しよう。

ガラス
ガラス

飛散防止フィルムを貼ろう。夜はカーテンを引いておこう。フィルムを張ることで災害発生時のガラス破片の飛散を防止します。

家具の配置にも工夫が必要!

家の中にも危険な要素はたくさんあります。地震がきてしまってからでは遅いです!まずは自分の家の状況を確認し、必要な家具固定をしましょう。

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寝室(寝ている時)や子供部屋、お年寄り、病人などは逃げ遅れる可能性が大きいですね。この様な部屋には「家具を置かない」ことが一番の地震対策です。

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家具が転倒して出入口をふさがれてしまっては大変です!出入口や通路には家具や物を置かない!いざという時に避難できなくなってしまいます。

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家具は納戸やクローゼットに入れてしまうことで、転倒を防止するのもいいですね。新築・リフォームをお考えの方は造り付けの収納を設けると家具転倒の心配もなくて安心ですね。