7つ道具
テストハンマー
シュミットハンマーと呼ばれています。錘を鋼棒を介してコンクリート面に衝突させ、その時の錘の反発量で一軸圧縮強度を推定します。コンクリート構造物の上面・側面・下面のどの面でもテストができます。
クラックスケール
基礎(コンクリート)や外壁の割れ幅がどれくらいかを、計測するスケールです。実測値で確認が出来ます。耐震診断では携帯性の高い小型の物を使用します。
水平器
簡易的に柱や床の水平・垂直の確認ができます。柱や床、梁などの傾きがこれでわかります。
詳細な確認はレーザー水平器を使用します。
鉄筋センサー
非破壊で基礎コンクリート内の鉄筋の有無が調べられます。
鉄筋など対象物の有無は光と音で判断ができます。鉄筋以外にも壁内の木材や電線も探知できます。
スケール
寸法を測る作業で多く使用するものです。柱や梁の断面を計測したり。間取りの確認をする際に多く使用します。
建物の基本情報を取る際にもっとも使用する計測器ツールです。
診断着(つなぎ・キャップ・防塵マスク・手袋)
小屋裏、床下は過酷な条件です。「つなぎ」を標準診断着として採用し、防塵マスク(床下の調査において粉塵や菌類から診断者を守る)やヘッドライト、キャップ、手袋も使用しています。
上記ツールのほかにも…
デジタルカメラ、バインダー、ハンマー、くぎ抜き、ピンポール、動的耐震診断、起震器などを使用します。