設計

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変更の無い設計を目指して

私たちは「こだわりの目視調査」から得た詳細なデータを設計に生かします「変更や追加工事は仕方無い」と考えている業者は少なくありません。

予定した工事を予定通りに形にしていくために時間をかけて設計します。

また、お客様が心配されている追加工事発生による工事金額の増加や工事期間の大幅な延期などを極力少なくする事が可能となります。

この写真のように梁補強が必要な場所や、床下の基礎の有無などを事前に把握し、設計積算しておくかどうかは非常に大きな「差」となります。

目視調査にこだわる理由は設計精度にこだわっているからなのです。

変更の無い設計を目指して

多くの補強商材から適材適所の物を選択

診断結果の点数を上げるだけの設計は比較的容易です。

しかし、住んでいるお施主様の要望も叶えなくては良い設計とはいえません。

使い勝手や、部屋の明るさ、見た目、御予算なども重要な検討事項です。

多くのご要望を高いレベルで叶えるためには情報量と経験値が必要です。

特に補強部材はいろんなものが発売されているため価格や特性、施工方法を知っていなければ設計できません。

私達はメンバー間や同じ耐震設計を行なっている仲間、技術顧問の先生方から情報を蓄え、設計に生かしています。

多くの補強商材から適材適所の物を選択

メーカー公表データ以外の情報も活用

現在、多くの「耐震補強部材」が発売されています。

しかし、認定を取る事を優先しているため、疑問を持つ補強部材がある事も事実です。カタログの数値だけではなく他の実験データも参考にしています。

また、費用対効果や施工性の高さも重要な検討事項であります。

職方の意見も軽視できません。情報共有と確認は重要なのです。

私たちが自分の目で確かめ、施工し、自信をもってお薦めできる商材を設計に組み込んでいます。

メーカー公表データ以外の情報も活用

最新の制震部材を限界耐力計算にて設計

現行の基準では認定が取りにくい(制震系の評価基準が無い) のですが、実際の効果は非常に高い制震部材があります。

油圧式の制震部材「HKS MER-System」です。

現行基準では硬さを評価するため、一般的診断、精密診断等では点数がほとんど上がりません。

これを限界耐力計算という設計で数値化し次世代基準となりうる補強を「従来の補強+アルファ」という形で設計することが出来ます。

私達は、先進的な補強部材を違う診断法で評価し採用しています。

最新の制震部材を限界耐力計算にて設計

経験値の高い職人が可能にする補強設計

設計の基本は「性能が発揮できる正確な工事が可能かどうか?」です。

補強計画の検討の際には強度のみではなく、施工側が難易度の高い場所や手間の掛かる工事が出来るかどうかを考えるわけです。

10年以上の工事経験と、正しい施工を把握した職人に工事を任せられるのが私達の強みであると考えております。

この強みが工事規模やご予算に大きく影響するケースは少なくありません。

また、補強した部分が実際の地震発生時にしっかりと力を発揮出来るという安心感を持って頂くことが可能になります。

経験値の高い職人が可能にする補強設計